インナーチャイルド③

インナーチャイルド

自分の気持ちがわからない時、インナーチャイルドに尋ねてみる、という手法があります。

これは私が実際に行ったインナーチャイルドへのチャネリングのお話🍀

一人でリラックスできる場所で、自分の内側に意識を向けます。そして小さい頃の私へむけて心の中で呼びかけます。

「◯◯ちゃーん、お話しない?」(心の声)

するとすぐに5,6歳の頃の私が現れてくれました。

今回私が尋ねたかったことは、インナーチャイルドが「楽しいこと、やってみたいこと🧡」

「◯◯ちゃん、何がしたい?何をやってみたい?」

尋ねてみると幼い私はもじもじとしています。(小さい頃とても人見知りで恥ずかしがり屋でした😅)

そこで質問をもっと明確にしてみました。

絵を描く🎨のが大好きだった私。

「◯◯ちゃん、絵が描きたい?🖌️」

そう聞くと、予想外にあまりいい反応がありません。首をかしげ迷っています。

「◯◯ちゃん、ダンスしたい?🕺✨」

別の質問をしてみても反応は同じです。

私はうーん🤔と考えて、こう聞いてみました。

「◯◯ちゃん、ここには私だけだよ。他には誰も聞いていないよ。こっそり教えて」と。

すると幼い私は私に耳打ちするような仕草をします。

そして聞こえてきたのは・・・。

『お母さん』

これにはびっくりでした😳

幼い私がしたかったのは、お母さんと一緒に過ごすこと、だったのです。

私の母はいわゆる仕事人間で、産後すぐに仕事に復帰し、毎日クタクタになるまで働いていました。

それには母なりの思いや事情があるのですが、ここでは割愛します。

幼い私はいつも母を求めていました。

お母さんと一緒にいたい。甘えたい。

それは私のインナーチャイルドの長年の強烈な願いであり、満たされない感情でした。😢

それに気付けたのも瞑想をはじめ内観を続けたからでした。

幼い私の願いがお母さんと一緒にいることだと気づいた私は、幼い私を抱きしめました。

思いがけない答えに、私自身動揺していました。

「そうなんだね。お母さんと一緒にいたいんだね。さみしかったね🥹」

そう言いながら頭をなでてあげました。

直感的にお母さんとお菓子作りをしたいんだと感じ、私は言いました。

「今度私の子供たちとお菓子作りをするね。その時は◯◯ちゃんも一緒にしようね」

そう語りかけると、幼い私は笑顔でうんと頷いてくれました😊

私は小さい頃、母とお菓子作りをすることに憧れていました。(インナーチャイルド①でも書きました)

お菓子作りをする友達のお母さんを心底羨ましいと思ったものです。

その満たされない思いはまだ私の中にありました。

大人の私はわかっていたつもりでも、インナーチャイルドはまだ満たされていなかったのです。

それをひとつずつ叶えてあげる。

インナーチャイルドの癒しはこんな地道な作業の積み重ねなのかもしれません。