パニック障害は完治は難しいと言われています。
それは「また発作が起きたらどうしよう」という予期不安があるからです。
正直、主治医からそのことを告げられた時、私は絶望しました。
一生この不安から逃げられないのか!😱と・・・。
ですが、今は少し考え方が変わりました。
まず、私の主治医は完治は難しいとは言いましたが、完治しないとは言っていません。そして現実にパニック障害を克服したという方が多くいらっしゃるからです✨
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私は今も心療内科に通院していますが、自分ではパニック障害を気にせず日常生活を送っています。
完璧に「普通」とは言えませんが、対処法をとることで問題なく暮らせることに気づいたからです。
私がパニック発作を過大に恐れる理由のひとつに、人目を気にする性格があります。
たくさん人が集まっている場所で発作が起きたら注目されてしまう、変な目で見られてしまうかもしれない・・・と恐れているからです。
これは性格なので、いくら「あなたのことなんて誰も気にしてないよ」と励まされても残念ながら効力がありません😅
そこで私は、最初から逃げることにしました。
ある意味開き直りです。
人が多く集まる場所へ行かなければならない時は(広場恐怖への不安)、事前に後ろの席に座らせてもらうよう頼んでおくのです。
学校行事などで席が決まっている場合も、私は担任の先生に事前にお願いしています。それも娘に頼んで先生に伝えてもらっています。
幸い娘は嫌がることなく先生に伝えてくれますし、担任の先生も理解してくれて後ろの席を準備してくださいます。
本当にこれだけで気持ちが楽になります。
これは周りの方の協力があってこそ成せることですし、正直に打ち明けることは人によっては抵抗があるかもしれません。
しかし私の場合、多くの目に晒される不安よりも一部の人に打ち明ける方がずっとハードルが低かったのです。
時には逃げることも有り。
パニック障害との付き合い方は薬だけではないのです。